VIO脱毛の毛周期から考える間隔と期間

レーザー脱毛は1回では終わらない。医療脱毛なら最低でも5回は必要。しかも何ヶ月か間を空けて照射しないといけない。なぜかというと、レーザー脱毛は毛周期に合わせて照射することで最大の効果を発揮するから。

でも、どれくらいの間隔を空けるべきかについては、クリニックやエステによって見解がバラバラ。自分である程度判断できるよう、最低限のことは知っておきたい。この記事では、VIO脱毛の毛周期について解説する。

毛周期とは?

毛は「成長期(初期)」→「成長期」→「退行期」→「休止期」というサイクルで生え変わる。

  • 成長期(初期):生えかかっている毛(見えない)
  • 成長期:元気に生えている毛(見える)
  • 退行期:抜けかかっている毛(見える)
  • 休止期:毛が抜けた状態(見えない)

毛周期

レーザー脱毛は、メラニン色素(黒い色)にだけ反応する波長のレーザーを利用して、毛根に光を届けて熱で破壊し、永久脱毛するしくみ。なのでレーザーが効く毛は、毛根からしっかり生えている成長期の毛だけ。これは全体の毛の20%程度にあたると言われる。

つまり一度の照射では、最大20%の毛しか対応できないということ。医療脱毛で効果の出やすい部位だとしても、最低5回の照射が必要と言われるのはこのため。また、毛が生えそろっていない段階(成長期の毛が少ない状態)で照射しても、すぐに次の毛が生えてくるので意味がない。結局回数が多く必要になるので、回数制限のある脱毛プランの場合は特に、毛周期を見極めてしっかり間隔を空けて照射することが、とても大事。

VIO脱毛の毛周期

毛周期は個人差が大きく、体の部位によっても差がある。一般的に体毛なら早くて6〜8週間と主張するクリニックもあるけど、VIO脱毛の場合は他の部位よりも毛周期が少し長く、大抵のクリニックは2〜3ヶ月あるいは3〜4ヶ月空けるべきと主張している。(ちなみにVIOと性質の似たワキの毛も同様。)

毛周期には個人差も大きいのであくまでも目安ではあるけど、早く終わらせたいという理由で1ヶ月おきに照射してもまったく意味がなく、ムダに回数を消化してしまうので注意しよう。

VIO脱毛の毛周期は照射するごとに長くなっていく

VIO脱毛に限らないけど、回を重ねるごとに空けるべき間隔は長くなっていく。毛の全体量が減っていき、成長期にある毛の伸びるスピードも遅くなっていくから。たとえば、あるクリニックでは2回目は2ヶ月後、3回目は3ヶ月後・・・6回目は6ヶ月後、と徐々に間隔を空ける方針を取っている。

また、毛周期に合わせた脱毛を何よりも重視している『リゼクリニック』では、基本的には2ヶ月おきの照射を推奨しているけど、個人差も考慮して看護師さんが状態を見極め、次の予約タイミングをアドバイスしてくれる。

毛周期を無視した脱毛プランに注意!

知識が少ないのか、毛周期を軽視しているエステやクリニックもあるので注意しよう。たとえば・・・

例:月1回の照射をおすすめしてくるエステ

月額料金制のエステを利用する際は注意。どの部位でも最低でも2〜3ヶ月は空けた方がいいので、その前提でもオトクな料金なのか、確認しよう。ひとつの部位しか契約しないのに月額料金制度しか選べないんだったら、すごくムダなお金を払う可能性が高いので注意。

例:「最短1年で完了!」と謳う医療脱毛

最近、バルジ式脱毛といって、毛根より浅い部分にあるバルジ領域という毛の司令塔にダメージを与えることで、毛周期を無視した永久脱毛を実現すると謳っているクリニックが出てきている。

バルジ領域

メディオスターNeXTという最新型の医療レーザー脱毛機を使うのだけど、実はメディオスターNeXTも、従来のように毛根のメラニン色素に反応させて照射するしくみであることは変わらないので、やはり毛周期に合わせて照射する必要がある。なんでクリニックなのにそんな適当なことを言うの?!と思うけど、新しい脱毛機なので情報が錯綜しているのかもしれない。

医療脱毛でも、VIO脱毛なら脱毛完了までの目安は2年〜2年半程度。1年で終わるなんてありえない。でも最初の1年以内に毛量が半減し、残った毛も細くて目立たない状態になる人が多いので、気分的にはそれ以降は消化試合という感じ。

例:有効期間1年または2年の脱毛プラン

医療脱毛でも、VIO脱毛の場合は2年〜2年半は見ておいた方がいいので、完全につるつるにしたい場合、有効期間が1年や2年の縛りがあるプランだと危ない。

※私の通う女性向け脱毛専門『アリシアクリニック』でも有効期間はあるけど、無料延長できるしくみなので実質ナシに等しい(クリニック側としても永久に来られては困るし、のんびり通われると管理が大変になるので、有効期間を設けたいのはわかる)。

例:回を重ねても間隔が変わらないクリニック

毛周期を理解しているクリニックなら、回を重ねるごとに間隔を空けるよう指導してくれるはず。最初から長めに間隔を空ける方針のクリニックもある。

でもVIO脱毛なのに、ずっと最後まで間隔は「1ヶ月半おきでOK!」というクリニックだと、ちょっと不安。毛周期が1ヶ月程度と短い顔脱毛ならあり得るけれど。カウンセリング時に不安になる説明を受けたら積極的に質問してみよう。

毛周期から考えても、エステのVIO脱毛は道のりが長すぎておすすめしない

エステのVIO脱毛は医療脱毛の2〜3倍の回数・期間が必要

永久脱毛効果が実証された医療レーザー脱毛機は、医療機関でしか扱えない。エステでの永久脱毛は違法行為。なのでエステでは、光脱毛(IPL脱毛やSSC方式などと呼ばれるもの)という効果の弱いレーザー脱毛を行っている。

医療脱毛の場合、Vラインの脱毛完了までに必要な回数は5〜7回程度であるのに対して、エステの光脱毛の場合は、自己処理がいらなくなるレベルに持っていくだけでも10〜15回以上は必要と言われる。Iライン・Oラインだともっとかかる。つまりエステ脱毛は医療脱毛の2〜3倍の回数・期間がかかるということ。しかも永久脱毛ではないので、何年かしたらまた生えてくる可能性が高い。

医療脱毛なら1回目から効果を実感できる

エステの光脱毛は5回やってもまったく毛量が変わらないという人もいる。医療脱毛なら1回目から毛が抜けて効果を実感する。私の場合、特にIラインの効果が高くて、1回目から「半減した」という実感を持てたくらい。効果が目に見えるので、続けるモチベーションになる。エステだといつまで経っても減らないので、通うのが面倒くさくなって、契約期間終了・・・となるケースも多い。

住んでいる地域にいいクリニックがないという人もいるとは思うけど、せいぜい年に4回程度のこと。もしかしたら交通費を払っても遠くのクリニックに通う方が、近くのエステに通うより早く終り、トータルコストが安くなるかもしれない。

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