メディオスターNeXTのVIO脱毛の痛み・効果【体験談】

「ほぼ無痛」「施術時間が短い」「短期間で終わる」と言われることもあるメディオスターNeXT。ライトシェアデュエットと同じダイオードレーザーだけど、何がそんなに違うの?ほんとにそんなにすごいの? 疑惑と期待を抱きながらVIO脱毛を試してみたので、その様子をお届けする。

メディオスターNeXT(ダイオードレーザー)

ダイオードレーザーの特徴

メディオスターNeXTは、ダイオードレーザーの機種のひとつなので、まずはダイオードレーザーの特徴を見てみよう。

レーザーの種類 特徴
アレキサンドライトレーザー ●もっとも広く普及しているレーザー脱毛機。
●より肌色の白い人に効果的。
●美肌効果が期待できる。
ダイオードレーザー ●黄色人種にもっとも向いている。
●細い毛や産毛の脱毛にも向いている。
●アレキサンドライトより痛みが少ない。
ヤグレーザー ●色素沈着した肌・日焼け肌・色黒肌にも対応できる。
●毛根が深い毛の脱毛が得意。
●細い毛や産毛の脱毛にも向いている。
●アレキサンドライトより痛い。

VIOはもっとも痛みが出やすい部位なので、痛みの少ないダイオードレーザーは向いている。

ヤグレーザーはどうだろう。特徴を見るとVIOや顔の脱毛にぴったりなのでは?と思うけど、ネックは痛み。メラニンを吸収しにくいからどんな肌色にも対応できるのだけど、その分、高い出力を出さないといけないらしい。もっとも痛みを感じやすい部位に、もっとも痛いレーザーを使うのはキツい。

ヤグレーザーは他のレーザーが効かなかったときに使われることが多く、基本的にはアレキかダイオードの二択になるのかなと思う。

メディオスターNeXT(ダイオードレーザー)のVIO脱毛の効果・回数

FDA(アメリカ食品医薬品局)で永久脱毛効果を認められている医療レーザー脱毛機は、メディオスターNeXT含めていくつかあるけど、どれも脱毛効果は変わらない。

よく「○○クリニックの方が効果が高い」「脱毛機は○○が一番効果が高い」とか言われることがあるけど、それは間違い。脱毛効果は、肌質・毛質の違い、出力条件の違い、照射間隔の空け方に左右されるもので、クリニックや医療レーザー脱毛機の違いには影響されない。

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なので必要な回数・期間の目安も同じ。医療レーザーによるVIO脱毛の目安は以下のとおり。

  • Vライン:5〜8回程度
  • Iライン:8〜10回程度
  • Oライン:毛量による(少ない人はIラインほどの回数はかからないくらい)

メディオスターNeXT(ダイオードレーザー)のVIO脱毛の痛み

メディオスターNeXTは蓄熱式だから痛くない?

広く普及しているジェントルレーズや、最近の主流になりつつあるライトシェアデュエットはショット式という照射方式。

それに対し、メディオスターNeXTは蓄熱式と呼ばれる新しい照射方式。

ショット式はヘッドピースを肌に押し付けて、ピッピッと打っていくけど、蓄熱式は広範囲を何度か滑らせるように照射する(音はピピピピピという感じ)。ショット式が1点集中で高エネルギーを入れるのに対し、蓄熱式は弱いエネルギーを広範囲に入れるというイメージ。

蓄熱式には以下の特徴がある。

  • 施術スピードが早い
  • 痛みが少ない
  • ダウンタイムが短い(照射後の赤みが出にくい)

蓄熱式の医療レーザー脱毛機で最初に話題になったのは「ソプラノアイス」という機種で、メーカーは違うけどそれがさらに進化したのが「メディオスターNeXT (Pro)」という位置づけ。

メディオスターNeXTの「ほぼ無痛」は本当?

そんなわけで「ほぼ無痛!」とまで言われるメディオスターNeXTでVIO脱毛を体験してみた。

「本当に痛くなかった!」というレポートを書きたくて行ったのだけど、予想は外れた。

まずはVラインの端っこから、ジェルを塗った上を滑らせていく。えー全然痛くない。本当に効いてる?という余裕のスタートだったのだけど、Vラインの逆三角形の先端部分に近づくと、あれ?なんか熱い気がする・・・と思ったら急に「イタタタタタ!」となった。

じゅわ〜っとした熱さが、途中で突然、焼けるような痛みに変わる感じ。

「広範囲に弱い熱を入れるから、ほんのり温かいだけ」と聞いていたけど、いやいや、全然痛い。むしろ広範囲に熱さ&痛みが広がるのがツラい。

ショット式は、鋭い痛みでビクッとなるのだけど、一瞬で終わるからまだいいような気がする。リズミカルに打っていくから痛みが来るタイミングが予測でき、それに呼吸を合わせて痛みを逃すことができる。「痛っ!」という痛み。

でも蓄熱式は、滑らせている途中で、ほんのり温かい気がする、と思ったら突然、じゅわ〜とした熱さ&痛みに襲われる感じ。「イタタタタタ!」という痛み。

Oラインは、毛量が少ないのでライトシェアデュエットのときは余裕だったのに、なぜかメディオスターNeXTでは焼けるように熱くて痛かった。

もっとも心配していたIラインは、なぜかほぼ無痛だったけど、毛量が減っていたからか、出力を下げてくれたおかげなのか。

そこの看護師さんによると、メディオスターNeXTでも、やっぱり色素沈着の多いIラインが一番痛いというのは共通なようで、それでも「今までの脱毛機よりラク」という人が多いらしい。乗り換えた人の意見なので、回を重ねたことで痛みが減ったということもあるのでは?と思ったけど、どうなんだろう。

部位によっては確かに「ほぼ無痛」

とはいえ、Iラインは不思議と「ほぼ無痛」だったし、Vラインも上の方は平気だったので、部位によっては確かに「ほぼ無痛」なのかも。VIOは体の中でも一番痛みが出やすい部位だから例外なのかもしれない。

でもライトシェアデュエットでのVIO脱毛も、「ほぼ無痛」の箇所と痛い箇所があったし。なので痛みの程度で比較すると「とんとん」かなと思った。期待していた「ほぼ無痛」のイメージとは違った。

でも照射スピードはとにかく早い

個人的に蓄熱式の、痛みが来るタイミングが予測できない感じや、焼けるように広がる痛みは苦手。でもそのかわり、何度か滑らせるだけで終わるので、本当に早い。もともとVIO脱毛は早く終わるけど、さらに早い。体への負担という意味では、蓄熱式の方がラクかも。

だけど広範囲を滑らせて照射する蓄熱式は、VIOのような入り組んだ狭いエリアの脱毛には向いていないという医師もいる。たしかにその不安はあって、私もIライン内側に一列毛が残っていたから、打ち漏れしたのかも。そこは9mm角の小さな照射口で確実にバシッと決めていくライトシェアデュエットの方が安心。でもあの早さは魅力・・・。

一長一短か。

メディオスターNeXT(ダイオードレーザー)のVIO脱毛のその他の特徴

その他の特徴を見てみよう。

メディオスターNeXTはバルジ領域にもアタックする?

どの医療レーザー脱毛機を使っても、効果の違いはない(必要な回数・期間も同じ)というのは、上でも説明したとおり。

ただ、たまに「メディオスターNeXTは毛周期を無視して照射できるので、短期間の脱毛が可能!」という触れ込みを見かける。よく見たら小さい字で「効果を最大化するために毛周期に合わせた照射がおすすめ」って書いてあったけど・・・。

「毛周期を無視できる」と主張する根拠はこういうこと。

これまでは、毛を生み出すのは毛根の組織(毛母細胞や毛乳頭)で、それを破壊することで永久脱毛を実現するというのが常識だった。レーザーは下の図のように、毛根から生えている成長期の毛にしか効かないので、それぞれの毛の生え変わりサイクル(毛周期)に合わせて、十分な照射間隔(3ヶ月程度など)を空けて照射するのが効果的とされていた。

毛周期

ところが最近の研究で、バルジ領域という毛の種をまく細胞の存在が明らかになり、そこを破壊すれば永久脱毛が実現できることがわかった。

毛周期

メディオスターNeXTは2つの異なるレーザーを出して、毛根とその周辺にあるバルジ領域の両方にアタックして、より永久脱毛効果を確実なものにするというもの。

これをして「毛周期を無視して照射できる」という触れ込みになったようだけど・・・

そんな夢のようなことがあるのかと疑問に思って、メディオスターNeXTを導入する医師の何人かに聞いてみた。そしたらやはり、メディオスターNeXTも従来のレーザー機のように毛根の黒い色(メラニン色素)に反応させて毛根を破壊するやり方であることには代わりないので、毛周期に合わせた照射をしないといけない、という見解だった。

そりゃそうだ。実際、私が体験したときも、明らかに毛が濃い箇所にレーザーが強く反応して痛みが集中していたし。

今のところバルジ領域だけにアタックする夢のような方法は存在していない。しかもバルジ領域の詳細な場所や範囲ってわかっていなくて、メディオスターNeXTのいう「バルジ領域へのアタック」の効果は曖昧なところもあるらしい。

もちろん永久脱毛効果は他の医療レーザー脱毛機と同様にあるけれど、バルジ領域へのアタック効果に関してはオプション、期待半分くらいにとどめておいたらいいのかな、と思った。

同じ蓄熱式のソプラノアイスも、「メラニン色素でなく毛包にアプローチする」と謳っているけど、これもナゾな点が多いらしい。体験者の口コミを見ても「痛い」「期待しない方がいい」と私と同じ感想を書いている人がいた。

ダウンタイムが短い(照射後の赤みが出にくい)

これは本当にそうだった。クールダウンの工程すら「必要ないんですよ〜」と言われた。ショット式の機種だと、赤みやかさぶたが1-2日残ることもあるから、特に顔脱毛や男性のヒゲ脱毛には、メリットが大きいと思う。

毛の抜けが遅い

個人差あると思うけど、ショット式のライトシェアデュエットが3日後くらいからポロポロ抜け始めて2週間くらいで抜けきったのと違って、メディオスターNeXTは3週間くらいずっと、黒いポツポツが残っていて、その後ようやく、何本か抜ける毛が出てきたという感じ。その頃には新たな毛(&レーザーが効かなかった毛?)も伸び始めてきて、完全に抜けたかどうかは不明。

まとめ:メディオスターNeXTのVIO脱毛はアリ

私自身は痛かったし、ちょっと誇大広告だなとも感じるので、絶賛おすすめとはいかないけど、VIOに関しては打ち漏れリスクさえなければ、蓄熱式が合いそうと思った人にはいいと思う。確かにあのスピードは魅力だから、全身脱毛も一緒にやる人にもいいと思う。ただし「短期間で終わる」と言われても、「きっちり照射間隔を空けたい」と伝えたほうがいいと思うけど。

今はまだ導入しているクリニックが少ないし(男性のヒゲ脱毛に積極的に使われ始めている)、値段も高めだけど、おすすめできそうなクリニックは以下。

レヴィーガクリニック

2014年に東京・恵比寿にできた美容皮膚科。女医さんなので安心。以前はソプラノアイスを使用していたけどメディオスターNeXTに切り替えたらしい。こぢんまりとしているけど、恵比寿のキャリア女性やマダム御用達といった明るくて上質な雰囲気がいい。スタッフのホスピタリティもよくて、安心して通えそう。定価は高いけど、無料カウンセリングに来た人にだけ教えてもらえる特別価格があるかもしれない。

レヴィーガクリニック

KM新宿クリニック

新宿駅徒歩5分の美容皮膚科。メディオスターNeXTを使った脱毛を「ハヤブサ脱毛」と呼んでいる。Vライン全照射したい人は「VIO」+「V全体」を頼むことになるので、ちょっと高くなるかな。

KM新宿クリニックのVIO脱毛を徹底解説【まとめ】

川崎中央クリニック

JR川崎駅徒歩1分というアクセスのよさ。全国にある中央クリニックのグループなので安心。24時間365日アフターコールサービスも利用できる。メディオスターNeXTでこの安さは魅力的。

川崎中央クリニックのVIO脱毛を徹底解説【まとめ】

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