昔の人の危険なアンダーヘア処理事情

脱毛は石器時代から行われていたらしい。脱毛の歴史や昔の人のワイルドな脱毛法を見てみるとおもしろい。と同時に、ここまで要らないもの扱いされているのに、いまだに退化しないムダ毛ってしぶとい存在だなと思う。

江戸時代のVIO脱毛

旧石器時代のムダ毛処理事情

人類はおよそ2万年前、旧石器時代のころから、鋭利な石器や貝殻などで体毛を処理していたらしい。カミソリのようにして使っていたのか、こすって切っていたのかわからないけど、どういう理由で脱毛していたんだろうか。狩りに邪魔だったのか、衛生や美容のためだったのか。

古代オリエント時代のムダ毛処理事情(紀元前4000〜3000年頃)

古代オリエントの時代には、油脂や粉を混ぜて粘っこいペースト状にしたものを、肌の上で転がすことで脱毛していたという記録があるらしい。古代アラビア人は縄を肌の上で滑らせて脱毛していたらしい。どちらも摩擦で痛そう。敏感肌の人には無理だろう。

軽石同士をこすり合わせて毛を切るという脱毛法もあったらしい。これは現代でも、アンダーヘアの長さを整えるためにやっている人もいるらしい。ちなみに毛抜きもこの頃から使われていたようだ。

古代ギリシャ〜ローマ時代のアンダーヘア処理事情

文明が開花した古代ギリシャ時代から、永く平和が続いたローマ時代の脱毛はどうだったのか。

この時代には青銅製のカミソリもあったらしい。また、ミツロウを使った現代のワックス脱毛のようなものもあったらしい。

ローマの英雄カエサルと恋仲にあったエジプトの女王クレオパトラも、ムダ毛処理していたとか。女性がアンダーヘアを処理していることがわかる書物の記述もある。

また、ローマの男性は、公衆浴場でヒゲや体毛を処理していたらしい。漫画『テルマエ・ロマエ』からも感じ取れるけど、ローマの人たちは結構都会的で、清潔志向だったらしい。

イスラム圏のアンダーヘア処理事情

イスラム圏では昔から女性のアンダーヘア脱毛は、エチケットとされてる。あちらではワックスでの脱毛が主流らしく、海外製の脱毛ワックスの箱の裏を見ると、生産国が中近東の国だったりするのはその理由。

日本ではハマグリを使って優雅に毛抜きしていた平安時代を経て、江戸で男子脱毛ブームが爆誕

日本の脱毛の歴史はというと、平安時代にハマグリを毛抜き代わりに使い、眉や額の毛を処理していたという記録がある。かわいらしい。

江戸時代には男性も色気が出てきて、眉毛を抜いて細くするのが流行ったらしい。そして江戸も後期になると、ヒゲ含め体毛はダサいわ、というノリになり、当時の男性たちの溜まり場である銭湯では、軽石や貝などを使ってせっせと脱毛する男性陣の姿が見られたらしい。

特にフンドシから毛がはみ出てるのは超BADということで、アンダーヘアの脱毛にもいそしんでいたらしい。ちなみに今もフンドシを履くお相撲さんたちは、キレイに処理しているらしい(激しい稽古で擦り切れる人もいるみたいけど)。

宵越しの金は持たない江戸っ子。いつ、どこで、どうなっても恥ずかしくないように、身だしなみを整えておく、という粋な理由もあったらしい。

現代のジェンダーレス男子のように、永く平和が続くと男性が中性化する傾向があるのか。でもいつの時代も清潔感のある男性は素敵だ。男性がキレイにしているのに、自分はボーボーなんて恥ずかしくなる。

現代の日本には医療レーザー脱毛がある

近代(大正・明治の頃)では、硫酸で脱毛しようとする人が表れたり、アメリカでX線を使った脱毛機が誕生したり、時代の過渡期には危険極まりない脱毛法が出てきたりもした。

現代の日本では、アメリカのFDAで永久脱毛効果と安全性が認められた医療レーザー脱毛機が普及している。美容皮膚科や美容外科、脱毛専門クリニックなどの病院で、安全で効果が高い脱毛ができる。一昔前とは違い今は、お値段もエステよりもリーズナブルになった。よかったよかった。

こうして歴史を紐解いてみても、やっぱり人類に余計な毛は必要ないと思える。たまに体毛にも役割があると主張する人がいるけど(頭髪・眉毛・まつ毛・鼻毛などはファッション&機能的に必要性を感じるけど)、裸で暮らす動物と違って人類には服もあるしパンツもある。

外部からの刺激から身を守るという毛の役割なんて、今では無いに等しいんじゃないかなと思う。

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