脱毛を短期間で終わらせることは可能?

レーザー脱毛を早く終わらせようと、間隔をあまり空けずに通う人がいるけど、それで本当に早く終わるのだろうか。

脱毛を短期間で終わらせることは可能?

毛周期は変えられないので、照射間隔を短くしても意味がない

毛周期と照射間隔

毛は「成長期」→「退行期」→「休止期」を繰り返して生え変わる。

毛周期

毛が抜けてから成長するまでに、顔だと1〜2ヶ月程度、手足の毛だと3ヶ月程度、アンダーヘアだと3〜4ヶ月程度かかる(個人差あり)。

すべての毛が同じタイミングで生え変わるわけではないから、成長期・退行期・休止期の毛が入り混じった状態にある。成長期の毛は全体の20%程度と言われる。

レーザーは毛根の黒い色に反応するので、成長期の毛にしか効かない。なので、一度に照射できるのは全体の20%程度の毛のみ。医療脱毛なら理論的には、その20%の毛を一度で永久脱毛することができる(実際はそうはいかないことも)。

これを考えると、医療脱毛では、最低5回(20%×5回=100%)の照射を、成長期の毛が生えそろったタイミングで行うことで、脱毛が完了するということ。ワキやVラインなど、レーザーが最も効きやすい太くて黒い毛の部位は、実際に5回程度で完了することが多い。

だけど同じ回数でも、照射間隔を十分に空けず、成長期の毛が生えそろっていない状態で、たとえば全体の5%とか10%の毛しかない状態で照射していたら同じ効果は得られない。ムダに回数を消化してしまい、毛が残った状態になってしまう。

毛周期をコントロールできない以上、脱毛期間は縮められないし、むやみに照射することで肌へダメージを与えるだけになってしまう。

ちなみに、最近メディオスターNeXTという医療レーザー脱毛機を導入するクリニックで、「毛周期を無視した短期間での脱毛が可能」と謳うクリニックもあるようだけど、それに関しては次の記事で触れたのでご参考までに(→参考記事:VIO脱毛の照射間隔と理想的な予約の取り方)。

「短期間で終わらせる」のでなく「1回あたりの脱毛効果を最大化する」ことを重視しよう

短期間で終わらせたいのはわかるけど、その目的はなんだろう。「早くキレイな状態になりたい」ということだと思う。でも上記のとおり、脱毛期間を縮めることはできない。

ただ、医療脱毛の場合、3回目の照射後から、明らかに毛量が減り、毛も細くなり始める。後半になれば、ほとんど見た目はつるつるだけど、残ったしぶとい何本かの毛をなくすために、4〜6ヶ月に1回通う、というようなスタイルになっていく。

全体の脱毛期間が2年間だとしても、2年間、ずっとムダ毛に悩む時間が続くわけではない。早々に満足できる状態になり、あとは消化試合という感じになる。

なのでVIO脱毛8回コースなど、回数制限のあるコースを選んだ場合は特に、1回あたりの脱毛効果を最大化することを重視した方がいい。そのためには、照射間隔をしっかり空けること。眠っていた毛が1年半くらい後にひょっこり生えてくることもあるので、回数をムダに消費しないようにしよう。

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